赤ちゃんが生まれてから、ずっと家事や育児に追われて、ゆっくりする暇もなく離乳食が始まり、作っては食べさせたりの繰り返しで、毎日ヘトヘト……。
「離乳食を作りたくない!」
そう言いたくなるママさんもとても多いです。
そこで、離乳食作りを少しでもラクにするには、次のような方法があります。
・ベビーフードを使う
・まとめて作って冷凍しておく
・大人の食事から取り分ける
・調理家電を使う
今回この記事では、「調理家電を使う」方法、
特にブレンダーを使って離乳食作りをラクにする方法をご紹介します。
この記事を読むことにより、
・ブレンダーを使うと、どのくらい離乳食作りがラクになるのか?
・ブレンダーを使った、使わなかった。それぞれの意見は?
・ミキサーなどとは違うのか?
・離乳食で、いつまでブレンダーは使えるのか?
などの情報が分かります。
ぜひ、じっくりとご覧ください!
ブレンダーとは?
ブレンダーとは、食材を混ぜたり、つぶしたり、刻んだりする調理家電で、先端部分の刃のアタッチメントを取り換えることにより、様々なことができます。
そして、食材が入ったボウルや鍋に直接入れて使え、軽くてスリムなので片手で持って操作ができます。
【離乳食の初期でよく使う機能】
・混ぜる
・つぶす
【中期以降、料理のレパートリーを増やせる機能】
・刻む
・砕く
・泡立てる
・撹拌する(かき混ぜる)
・おろす
離乳食作りにブレンダーは必要か?
離乳食は赤ちゃんが食べやすいように食材を混ぜたり、つぶしたり、刻んだりと、とっても手間がかかる作業ですよね。
そして普段の家事や、育児とも並行して行わなければならず、メチャクチャ大変と感じているママさんも多いです。
「あったら間違いなく絶対に便利!!」というママさんが多いブレンダー。
・どんなところが具体的に便利になるのか?
・使える期間はどのくらいなのか?
・使わなくて乗り切ったママさんの意見は?
ママさんの声をチェックしてみましょう!
あって良かった!!
・初期はブレンダーが大活躍して、時間とストレスをかなり短縮できたので、大助かりでした!
今は中期になって、すり鉢やおろし器をよく使っています!
初期の裏ごししてペースト状にする作業が大変で、手動でやって腱鞘炎になったという声もありました。
中期以降はペースト状にまでしなくていいので、すり鉢、おろし器の手動でも大丈夫ということですね。
・初期はブレンダーがあると本当に便利です!
中期に入ると使う回数が減ってくるかもしれませんが、初めの1,2か月だけでも買う価値ありです!
ブレンダ―を使えば約30秒で、あっと言う間にペースト状になります。
初期しかブレンダーは使わない事が多いのですが、あると離乳食作りの負担がグッと減りますね!
・離乳食初めの日、ブレンダーがあるのに茶こしでお粥を作ってみましたが、気が遠くなる作業でした…。
次の日にブレンダーを使ったら数十秒でできたので、ビックリしました!!
「気が遠くなるような作業」がブレンダーを使ったら「数十秒でできる」なんて、本当にありがたいですよね!
・ペースト状にしたい時や、少量をレンジにかけたい時にミキサーより大活躍しました。
初期は少ししか食べないので、少量でミキサーを使うと歯が空回りしてしまったり、ミキサーで大量に作ってもあまらせてしまう可能性が考えられますね。
使わずに乗り切った
・ブレンダーが必要なのは初期だけだったし、ゆくゆく普段使いするならいいと思います。
離乳食そのものに使えるのは初期だけというママさんが多いですね。
でも、普段使いでポタージュスープやドレッシングを作ったり、目が痛くなりそうな玉ねぎのみじん切りをしたり、色々な料理にたっぷりと使えるので、買っても損はしないようですよ!
・まとめてストック作るときは手が痛くなるのでブレンダーは便利ですが、初期だけなら無くてもなんとかなりました。
初期だけでも毎日やることですし、それに加えて育児や家事もありますので、あれば活躍は期待できますね。
・手作業で裏ごししてます!ほんっっとにめんどくさいし、手が痛いです!
ブレンダーがほしいとは思いますが、普段料理で使うことがあるのか?で迷い中です。
手作業での裏ごしには、かなりの時間と労力が必要ですよね。
赤ちゃんのお世話をして、家事もこなして、離乳食を作らなければならないのですから、ママさんは本当に大変です。
離乳食以降や、他の普段料理でブレンダーを使うのか迷ってますね。
しかし、使える期間が短いのなら、早めに買ってたくさん使った方がお得なような気もしますが、どうでしょうか?。
ミキサー、フードプロセッサー、ジューサーとの違い
ブレンダーはミキサー、フードプロセッサー、ジューサーと同じ、混ぜることが目的の調理家電で、一番の大きな違いは軽くて手軽に使えることです。
そしてブレンダーは片手で使えますが、ミキサー、フードプロセッサー、ジューサーは据え置き型なので使う場所のスペースが必要です。
ミキサー
かき混ぜる/食材を撹拌(かくはん)させる
ミキサーは果物、野菜などの固形食材をドロドロの液状にしたり、ミルクなどの液体を他の食材と混ぜ合わせたりすること(撹拌)が得意です。
ブレンダーと機能は似てますが、ハンディータイプでないので、容器の中に食材を入れないと使えません。
一回で、たくさんの量を早くかき混ぜたい時に便利です。
食物繊維を残して液状にするので、ミキサーで作ったスープやスムージーは、ドロドロしていて、お腹にたまりやすいのも特徴です。
フードプロセッサー
細かく刻む/食材をみじん切りにする/ペースト状にする
お魚をすり身状にしたり、お肉をミンチにしたり、ナッツなど固い食材をペースト状にすることが得意です。
野菜や肉などの固形物を粗めに切ることができるので、みじん切りのような食材の下ごしらえをしたいときに便利です。
ただミキサーのように、滑らかな液体状にすることは期待できません。
「切る」ことに特化した調理家電です。
ジューサー
しぼり出す/繊維質と水分を分ける/食材を絞ってジュースにする
果物などの固形物から果汁を絞って液体のジュースを作ることが得意です。
ブレンダーやミキサーで作るスムージーは食物繊維が残りますが、ジューサーなら食物繊維を取り除いてサラサラとしたジュースが作れます。
ブレンダー
ブレンダーはマルチ機能です。
少量であればミキサーとして、アタッチメントを付け替えればフードプロセッサーとしても使えます。
【特長的な使い方】
スープの仕上げ調理にブレンダーを使えば、「野菜を形が残る程度の大きさに刻む」ことができます。
そして、お皿の上でポタージュ状にするといった使い方は、ブレンダーならではの使い方で、食材を容器に移し替えるミキサーなどではできない使い方です。
ブレンダーのメリット、デメリット
メリット
・小型で軽いので、片手で使える
・先端のアタッチメントを付け替えれば、色々な用途に使える
・使用中に食材の状態を見ながら、好みの仕上がりに調理できる
・ミキサーのようにボトルや内部を洗わなくて良い(使った後の洗うパーツが少ない)
・コンパクトなので置き場所を取らない
デメリット
・大量に調理するには向かない
・ミキサーと比べると粉砕力が弱い
・先端の刃がむき出しなので、取扱いには注意が必要
離乳食でブレンダーを使うのはいつまで?
ブレンダーは離乳食が始まる5~6ヶ月頃から、歯が生えてしっかり噛めるようになる1歳頃まで十分活躍します。
特に離乳食初期は、ひたすらすりつぶしてペースト状にしないといけないので大助かりです!
離乳食が段々と進むと、食感が残るような調理が必要で、中期以降では「みじん切り」や「刻み」をすることが多くなってきます。
チョッパーなどのアタッチメントが付いているブレンダーなら、「みじん切り」や「刻み」ができるので、中期以降の離乳食づくりも楽になります。
ブレンダーは離乳食初期しか使えないと思っているママさんも多いですが、
チョッパーのアタッチメントが付いていれば中期以降も使えますし、
泡立て器などのアタッチメントが付いていれば、離乳食が終わった後でも普段料理に長く使えますよ。
離乳食作りでのブレンダーを選ぶポイント
アタッチメントは多いほうが良い?
アタッチメントが多いと、色々な調理ができますが値段も高くなりやすいです。
「混ぜる」「つぶす」「ペースト状にする」など、離乳食初期のメチャクチャ大変な時期さえ乗りこえられれば良い。
といった考えなら、アタッチメントが少ないタイプでOKです!
持ちやすいか?
ブレンダーは片手で持って使いますので、軽くて女性の手でも握りやすい持ち手か?
がポイントですね。
回転数は調節できたほうが良いのか?
回転数の調節ができれば、料理を粗めに仕上げたい場合は回転数を下げて、パワフルに素早く調理したい場合は回転数を上げることができます。
しかし、回転数を上げ続けて使うと、モーターが高温になり故障の原因になりやすいです。
そして、回転数の上げ下げは加減が分かるまで、使いづらい場合もあるようです。
離乳食作りの大変な時期なら、余計なストレスのない「調節なしタイプ」でも良いかも?
お手入れはしやすいか?
アタッチメントの取り外しが簡単にできる、洗いやすいブレンダーがオススメです。
アタッチメントは食材に直接触れるので、常に清潔さを保っておく必要がありますね。
まとめ
離乳食作りの一番大変な期間は、徹底的に裏ごししてペースト状にしないといけない初期ですね。
手動でやれば、手が痛く、時間と労力もかかる…。
その期間をブレンダーで解決する。
離乳食作り初期でよく使う機能「混ぜる」「つぶす」ができれば、それだけでも大助かりです!
そしてブレンダーだけでなく、色々なアイテムを使って少しでも育児にかかるストレスを軽くして、笑顔でいられる時間が増えればいうことないですね!